近年、日増しに高まりを見せる「構造計算」へのニーズ
私は、岐阜県内にある建設会社で8年間、現場監督の仕事に従事しました。
企業の本社ビルや高層マンション、結婚式場など、様々な現場を経験した後、学校や公共施設、レストランなどの木造建築に強みを持つ建設会社へと転職。
そこで木材のプレカット加工を行う会社に所属し、長らく木造建築の構造計算に携わってきました。
2階建ての木造住宅を建てる際には、今のところ構造計算を行う義務はありません。
しかし、2025年4月(予定)から旧4号建築物の構造審査等が始まります。原則全ての建築物の新築・増改築時における省エネ基準への適合の義務化。及び2階建ての木造一戸建て住宅等に係る手続き、構造基準(壁量計算等)・省エネ基準の解説及び申請図書の作成が必要になりそうです。