構 造 計 算

構 造 計 算


木造建造物(プレカット)の構造計算に携わってきた実績を活かし、住宅会社や設計事務所が行う建物の構造計算を代行。
木材住宅の納まりを知っているから出来る、木材の組み方など提案しながら構造計算を行います。木材の納め方の図面なども作成出来る為、2次元CADによる伏図の作成も可能です。

構造計算でお悩みの方、ご相談ください。

・設計事務所様、工務店様

プレカット工場が見積もってくる物件の構造をそのまま使用し、施工の際納まらずやむなく設計変更していませんか?
4号建築だからといって適当に梁伏せをおこなっていませんか?
建物の安全を考える時期ではないでしょうか。住宅性能表示で安心の住宅を提供しましょう。

・プレカット工場様

宮川工機㈱「MP-CAD8」を使用してストラデザインV18にて構造計算をしています。
代行入力から御社にて入力された物件に構造計算をおこないお値打ちに構造計算をしています。
データーをお渡しするので加工データーとして読み込み出来ます。
2次元CADによる構造の伏図や納まり図なども作成していますので、自社で出来ない様な物件でも一度ご相談ください。8

・施主様

近年の住宅は地震に配慮した建物が当たり前になってきていますが
「リビングを広く取りたい」
「リビングを吹き抜けにしたい」
「南側に大きな開口がほしい」という注文に対応してもらい大切な自宅を建てていませんか、4号建築だから簡単に壁量計算やN値計算で建ってしまいます。
実際に「構造計算」されていない物件がほとんどです。
「地震に丈夫な家」っていえるんでしょうか?
住宅って建前が終わってから変更しようとしても建物が弱くなるだけです。
事前に「構造計算」の依頼をして本当に地震に強い住宅を建てましょう。

構造計算による住宅設計

四号特例が適用された住宅において、壁量計算すら行っていない不適切な設計が発生しています。
これは具体的な基準がないからです。
スパン表という早見表やプレカット工場任せになっている場合、ひどい場合は今までの経験でと、同じ設計でも、架構によって、力の流れや梁が持つべき力が異なってきます。
ピアノ、浴室、太陽光パネル、押入れよ大きな本棚など、明らかに重くなる時には、きちんとその重さを把握し構造計算で梁の強度を確認しましょう。
法律を守っている ( 確認申請=仕様規定 ) からといって責任を問われないとはいえません構造の安全の証明は、最終的に構造計算 ( 許容応力度計算 ) をもとに行われています。
住宅を手がけている設計事務所、ビルダー、工務店も、「構造の安全の証明」を、今一度考える時期ではないかと思います。

※四号特例とは
建物の確認申請の際、木構造2階建て以下 ( 但し500m2以下、高さ13m以下、軒高9m以下 ) の建物は、建築士による設計という条件のもと、建築基準法構造関係規定の設計図書の提出省略が認められています。
3階建ての木造は、確認申請時に構造審査がありますが、平屋や2階建ての木造は構造審査が特例として免除されており、建築士が各自適合確認を行うこととなっています。

※4号特例が2025年4月から縮小する予定です

現行法では500㎡超で必要な許容応力度計算が、300㎡超に引き下げられます。これにより、構造計算が求められることが増えそうです。

300㎡超の非住宅木造は年間10,000棟以上ですが300㎡超の建築物は構造計算が義務化されます。

仕様規定と構造計算 ( 許容応力度計算 )

基準法に定める壁量計算、四分割法、N値計算法を行えば、確認申請・完了検査がおります。
確認申請・完了検査がおりれば問題ないと考える方が多いのではないでしょうか。
しかし、不安を抱き「構造計算」をした場合、問題点が出てくる場合があります。

4分割法で壁量を満たし、偏心率0.3以下の規準を満たした建物でも構造計算してみると、強度が不足する場合があります。
広い間取りや大きな開口、ベランダのはねだしなどの計画がある場合は、「構造計算」で安全を確認しましょう。

近年吹き抜けなど設けている物件が多く見られます。
仕様規定では、吹き抜けに火打を設け、小屋組に振れ止めを設けるような規定がされていますが、構造計算では同じ梁や根太、面材の組み合わせにおいて安全を確保できます。

基礎なども必要な地耐力が定められている程度ですが、点検用の開口補強、耐力壁の下など、地震時の強度検討が不足しています。

木構造の流れ

長期優良住宅の普及により、品格法(耐震等級)による計算方法の意識が定着してきました。
品格法は任意になります、建築基準法施行令第46条(以下令46条)に比べて、より精度の高い構造計算になります。

今後四号特例を見直すことになっていますが、その実施にあたっては「設計及び審査の現場が混乱しないよう十分に周知等を図ってまいります」という文面のまま、4年以上経過しており未だ施行されておりません。
木造ではあまり馴染みのない構造計算ですが、現状を危ぶみ、全棟構造計算をおこなうべきだと思います。
※設計事務所登録のあるプレカット工場より提出された設計図書以外は、建築士法の「設計事務所からの設計・工事監理業務の再委託先を、設計事務所のみに制限」に抵触するため正規の構造図とすることは出来ません。

納 品 物

• 構造計算書
• 構造図一式(基礎伏図、基礎断面詳細図、各階床伏図、小屋伏図)
• その他(ご相談により金物配置図、軸組図等も作成致します。)

納   期

1~3週間程度
※ 仕事の混み具合により異なります。急ぎの場合はご相談ください。
※ 建築物の規模や形状により異なります。見積もり時にお知らせいたします。

必 要 書 類

見積り時に必要な書類となります。
• 各階平面図、立面図
• 構造仕様表(貴社準備)
(ご注文時)
• 設計図一式(各階平面図、立面図、矩計図など)

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